仕事・就職・転職・求人についての情報を調べてみました!!

麻薬取締官

パーフェクト職業特集〜法律・行政の仕事〜

「覚醒剤やめますか?それとも、人間やめますか?」というコピーをご存知でしょうか?麻薬・大麻・あへん・覚せい剤・向精神薬などの薬物は依存性が強く、いちど使い出すと自分ではなかなかやめることができません。一般に麻薬Gメンとも呼ばれる「麻薬取締官」は、不正ルートを取締まり、正規ルートの監視や捜査をおこない、乱用防止キャンペーンを展開するなど、薬物乱用をふせぐため幅広く活動しています。

麻薬取締官は厚生労働省に所属していますが、特別司法警察職員としての権限があたえられています。薬物犯罪にかかわる捜査や情報収集、薬物犯罪者の逮捕や取り調べ、押収された薬物の鑑定、不正流通をしている業者への立ち入り検査と、その任務は多岐にわたります。また病院などの医療機関や製薬会社にたいして、不正使用や横流し防止などの指導・監督・取締りもおこないます。そのほかには専門の相談電話を設置して、薬物の乱用や中毒に悩む人の相談におうじて、治療のための指導や社会復帰のための助言を実施。さらに各国の捜査機関と情報交換し、国境を越えて捜査協力をすることで、国際的な密売組織の壊滅をはかっています。危険な職務であるため、仕事上で必要がある場合は拳銃の携帯が認められ、警察官と同じ逮捕術の訓練も受けています。また密売人から実際に麻薬を買うなどの「おとり捜査」をおこなうことができます。

麻薬取締官になるには、まず麻薬取締部に採用されなければいけません。採用条件は、国家公務員2種試験合格者か、薬剤師免許取得者であること。採用されたら研修を受けて、(1)通算2年以上の麻薬取締り事務の経験がある(2)通算3年以上の薬事行政事務の経験がある(3)大学で法学か薬学を専攻し学士号がある(4)短大・高専で法律や薬事を専攻し、卒業後通算1年以上の麻薬取締り事務の経験がある、のいずれかの条件を満たしていれば「麻薬取締官」に任命されます。その給与は、麻薬取締部に採用された時点で、初任給が月に17万円程度。麻薬取締官に任官すると約10%の手当が加算されることになります。「麻薬取締官」のほかに、「麻薬取締員」という職もあり、こちらは都道府県の薬事担当課の職員のうちから、検事正と協議の上で知事が任命。地方公務員ですが、仕事内容は「麻薬取締官」と同じです。

連日連夜、違法薬物とたたかっている麻薬取締官ですが、乱用薬物の種類は増え、規制されていない薬物が出回っています。お金さえあればすぐに手にはいり、「ダイエットにきく」「記憶力が良くなり勉強がはかどる」などの安易な気持ちで手を出す若者は、あとをたちません。まだまだ規模の小さい部署であり、麻薬取締官の増員が望まれます。

最近の急上昇ワード仕事。このページがイチオシです★